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マスード 伝説のアフガン司令官の素顔

マルセラ・グラッド 著

ISBN978-4-901964-27-2
四六判 576
ページ
本体価格3200円(税別)

マスード − 伝説のアフガン司令官の素顔


対ソ連・対タリバン戦で行動を共にした盟友・部下・
ジャーナリスト・家族など50人を超える人々が、
アフマド・シャー・マスード司令官の思い出を熱く語ったインタ ビュー集。
人間の尊厳と自由を守るために戦った伝説のアフガン指導者礼賛。


■ 著者からのお断り
 私は、本書をマスード司令官についての「客観的な」本として 世に出すつもりはまったくありません。学術的な情報や史実を得たい方には、批判と礼賛のバランスが取れた、もっと相応しい書籍があるでしょう。本書の内容は、あの抵抗運動を共に戦うなど、実際に彼を知っていた人々の目を通したマスード像です。あのような類稀な人物の、様々な面を知りたいと望まれる方へ、本書をお届けします。

マルセラ・グラッド
 ライター・翻訳家。アルゼンチン生まれ、米国在住。
■ 目次 他
第1章  蒔かれた種
第2章  幕開け
第3章  一戦士
第4章  司令官
第5章  マスードとの出会い
第6章  戦士の意思
第7章  未来のため
第8章  国家への道
第9章  繊細さ
第10章 優しさ
第11章 影響力
第12章 彼とその敵
第13章 神の御名において
第14章 共生
第15章 薫陶
第16章 カブール 勝利の影
第17章 素朴な暮らし
第18章 パンジシール
第19章 陽気な側面
第20章 アフガン精神
第21章 バラの香り
第22章 もう一つの夢
第23章 一筋の光
エピローグ

付録A マスードの米国宛書簡(1998年)
付録B アフガン女性の人権に係る宣言
付録C アフガン国民の平和のための取り組み
     (統一戦線共同声明)



語り手:マスード・ハリリ
    ドクター・アブドゥラ・アブドゥラ
    ムハンマド・ヤヒヤ・マスード
    アフマド・ワリ・マスード
    アフマド・ズィア・マスード
    ビスミラ・ハーン
    エンジニア・ムハンマド・エシャク
    長倉洋海
    レザ・デガティ
    セバスチャン・ユンガー
    マイケル・バリー     など50名超


■ メッセージ (長倉洋海氏)
著者はマルセラ・グラッド。彼女がマスードを知る人びとから集めたインタビューで構成された労作です。私もインタビューに登場していますが、最後に4千字ほどの文章を書き、表紙と文中の写真を提供しています。メディアが伝えたマスードとはまったく違う「人間マスード」に出会うことができると思 います。 部数が少ないので価格は高めですが、価値ある一冊だと思います。米国での英語版を皮切りに、スペイン語版、ブラジル(ポルトガル語)版が出され、今回の日本語版がそれに続きます。マスードがなぜ支持を受けたのか。そして、日本を含め、多くの人がその姿と表情に魅かれたのか。その理由も本書の中に描 かれていると思います。

■ 編集ノート
マスードファンとして様々な本を読んできました。その中で、本書の原著(Massoud - An Intimate Portrait of The Legendary Afghan Leader)は、第三者のルポでなく人物像を描き出すことに特化したものとして、大変満足しました。ぜひ日本の読者にも読んでいただきたいと思い、このたびの刊行となりました。

9・11のあと取材/インタビューを始めた著者が、膨大な声を集めてまとめあげ、米国での刊行にこぎつけたのが、2009年です。その本を編集者が読んだのが、2012年。その後、翻訳出版の契約交渉と翻訳を経て、ようやく出来上がりました。「今頃、マスードの本が出る」のは、そのためです。

しかし、近隣諸国その他の外交関連、富士山の世界遺産登録やクールジャパン絡みの政策、東京オリンピック開催決定、子どもや高齢者への虐待などのニュース、その他にも世の中の風潮などを考えると、「自分の国を愛する」ことについて熟考してみる時期なのかとも思います。

  
      
  
2014/08/22

←Jウイング10月号にて紹介されました。

「神からの贈り物」と讃えられたマスードの敬虔で正直な人物像を紡ぎ出していく。600ページ近い大作だが、ひとつひとつのエピソードは短くまとめられており、テンポよくページをめくることができる。

2014/08/04

←8月3日付日経新聞書評にて紹介されました。

アフガニスタンの大統領選挙ではいまだ大統領がきまらず、一方でイラクも混沌の極みにある。こうした時期に、マスードという稀代の人物について見直してみるのは悪くないはずだ。


出版ニュース7月上旬号で紹介されました。→

・・・「彼にノーベル平和賞を」という声があるが、本書を読めば、それはおおいに頷ける。

2014/06/09

月刊「軍事研究」7月号で紹介されました。

・・・著者は「マスード司令官について”客観的な”本にするつもりはまったくない」と述べるが、そこに浮かび上がるのは宗教や思想、民族を越えた理念はあるのだという真実である。


6月1日付北海道新聞で紹介されました。

弱者を気遣い、民衆に寄り添い、捕虜にまで慕われた
リーダーの素顔が数々の証言で浮かび上がる。

2014/04/28 駐日アフガニスタン大使館のジェイソン・プラット氏から、翻訳にあたり貴重なアドバイスをいただきました。

また、大使より「本書は、両国民が互いの国をよりよく知るために貢献してくれるでしょう」という感謝状をいただきました。
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