株式会社アニカ


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いけいけ! ボランティアナース

菅原由美 著

ISBN978-4-901964-09-8
四六判 272ページ
本体価格1600円(税別)

いけいけ!ボランティアナース − 在宅ケアの新しい形

元看護師の主婦が約10年前に1人で立ち上げた、
日本初の訪問ボランティアナースの会「キャンナス」。
行政や医療・看護業界の制度やしがらみと闘いながら、
全国18ヶ所の有志団体と2つの法人にまで広がりました。
(発刊当時。平成22年中に50ケ所になる予定です)
その成長の記録と彼女たちの活動から、
これからの在宅看護・介護の理想が見えてきます。


■ ニュース

ナース専科2010年9月号、『ナースなら読んでおきたいオススメ本』に選ばれました。「今の自分に煮詰まってきたら… 夢を叶えた先輩たちのサクセスストーリー本。」

best Nurse08年4月号で、紹介されました。本書は、「在宅看護・介護の新しい形が見えてきます。」

北海道医療新聞社の介護新聞08年2月14日号に、著者の菅原由美さんのインタビューが載りました。本書は、「保険医療福祉職の参考になり、元気を与えてくれる1冊」と紹介されました。

社団法人日本栄養士会の栄養日本07年6月号で、紹介されました。「在宅介護・看護はどうあるべきか、地域に根ざした事業展開とはどういうものかを考えさせてくれます。」

介護ジャーナル07年6月5日号「人材育成に関する書籍紹介」で、紹介されました。

シニア・コミュニティー07年1・2月号で、紹介されました。「現職のナース、潜在ナースはもとより看護学生にも手にして欲しい1冊だ。”看護”の役割がいかに重要かを実感できるし、何よりも、読んでいるうちに、力がわいてくるに違いない。」

月刊ケアマネジメント07年1月号で、紹介されました。「どんなに周りから叩かれたり、困難にぶつかっても信念を貫き通す姿は姿は圧倒的な説得力をもつ。」、「制度改正のあおりで元気をなくしがちな事業者を勇気づけてくれるだろう。」

7&Y「法律、社会」ジャンル別で、1位を獲得!(06/12/8)

シルバー新報06年11月24日号で、紹介されました。「『目の前にいるこの人に何ができるか』という看護師として当たり前の姿勢を貫くのは何と難しいことか。でも簡単に流されはしない。そんな思いが伝わってくる。」



読者の感想こちら

■ 著者紹介 & メッセージ

菅原 由美  すがわら ゆみ

 
全国訪問ボランティアナースの会キャンナス代表。有限会社ナースケアー役員。藤沢市介護保険運営協議会および藤沢市介護保険事業所連絡会にて、管理者部会長。藤沢市高齢者虐待防止ネットワーク委員。これまでに、在宅ケア関連等の様々な組織の委員を歴任。
 著書に「ガンの在宅医療」2002年 中外医学社(共著)
 日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」のリーダー部門7番目にランクイン受賞。
 1955年神奈川県生まれ、子ども3人に孫1人。1988年以降、神奈川県より3人の知的障害児の里親委嘱を受けている。




キャンナスが発会して10年。あっという間の10年でしたが、それにあわせて今回このような本を出すことが出来ましたこと、とてもうれしく思っています。菅原個人が、キャンナスが、そして制度がドタバタしたこの10年を、私なりの考えでまとめてみました。この本を読んで共感してくださるナース、おかしいなと思われるナース、いろいろな方のご意見をいただきながら、新たな10年に向けて、ナースとして、母として、働く女として、何が出来るのか?何をしなければいけないのか?を考えて行きたいと思っています。異端児おばさんナースの本です。是非お読みいただきたくよろしくお願い申し上げます。』

■ 編集ノート

とにかくパワフルな菅原さんと初めてお会いしたのは、かれこれ7年くらい前でしょうか。あれからずっと、いろんな困難と闘ってこられたんだなあと、感慨深いものがあります。めちゃくちゃ忙しい方だとわかっていたので、執筆をお願いするのが憚れたくらいでした。が、持ち前のパワーでいい本になりました。


人の役に立ちたいと思うことは、誰にでもあるのではないでしょうか。家族の介護を通してそう思った著者が、何もわからないところから会を立ち上げ、幾多の困難を乗り越えてきた姿には感動します。しかしながら、「できることをできる範囲で」、「誰でもウェルカム」という会のポリシーからは、決して無理をしない相互扶助の考え方も見えてきます。家庭の姿が変化していく中で、在宅ケアの理想は多様化しています。多くの課題にヒントを与えてくれる一冊です。


■ 読者の感想(pega さん)
 なにごとも前向きに考える著者のパワーがすばらしいです。何よりびっくりするのが、臨床経験が1年しかないことです。看護師は「病棟で3年頑張ってやっと一人前」という面があると思います。わたし自身、3年たって、やっと「医療という仕事にたずさわる本当の怖さ」と「だからこそ、ひとつひとつ丁寧に仕事をする」という意識になれたと思っています。
 それでも、訪問看護は自分ひとりで判断しなければいけない部分が多いので、3年の経験があっても、訪問看護には怖さがありました(突然容態が変わったときに適切な対応がひとりでできるだろうか、とか、容態が変わりそうな前兆を見のがしたりしないだろうかという不安)。著者さんは臨床経験は関係ないと言われていましたが…(私自身は3年間病棟で働いたあと、診療所に異動になり、訪問看護をしていました)。
 それがボランティアということで、怖さが半減するようにも感じます。あくまでも困っている家族を助けるために、できることをする、というのは、訪問看護に対する敷居をとても低くするように感じますし、患者を見ている看護師にとっては、一番やりがいを感じる分野だと思います。

 そして、もうひとつ「すごい」と感じたのは、休日や夜間の依頼にもこたえていること。これは並大抵のことではないと感じます。

 デイケアで外食したり、ショッピングに行ったりされていることも、まさに、「責任が持てないからこの部屋から利用者さんを出さないで」と言われて、とっても窮屈な思いをしてデイケアの仕事をしていたこともあったので、かゆいところに手が届くような痛快さがありました。

 読み物としても、看護師をいい意味で刺激するという面でも、とってもいい本だと思いました。


■ 読者の感想(元祖ラップ療法さん)
 ボランティアナースという新規の発想で旧体制(行政、保健所、県衛生局、厚生労働省、看護協会、おばさんコミュニティ、開業医のおじさんたち…)に切り込んでいくドラマチックな展開のなかに、暴露話的エピソードがちりばめられており痛快です。
 役人の恫喝「看護師免許を剥奪してやる!」や便宜要求「知り合いのケアマネを採用してね」をはねつけ、厚生労働省に乗り込んで「看護師資格=1級ヘルパー」を認めさせ、オバサンの反乱やコンサルの乗っ取り未遂事件にめげずに戦い続ける…などのエピソード満載です。
 開業医のおじさんたちをチクリと刺すのも忘れていません。「ナースの透ける白いワンピースがお好き…」なんてお話はドキドキものです(透けるワンピースよりは入浴介助のときのショートパンツのほうが活動的だし、個人的には好きですが)。そんなわけで「まさかボクのことは書いていないよね」と俄かに不安になり、最後のページを読み終わるまでは気を抜けませんでした。
 この本は実用の書です。キャンナスを立ち上げるに当っての組織運営のこつ、規約の作りかたなど、付録の部分も中身が濃いです。
 菅原さんの周りには知恵者が何人もいるようです。この知恵者どもを仕切っている菅原さんは、只者ではありません。仕切られていたのはボクだけではないことにホッとしています。
 この本はベストセラーになりそうです。「徹子の部屋」の出演依頼が来たら大変です。「あら、何を着て行ったらいいかしら」と、周囲を巻き込んでの大騒動になりかねません。これからの展開が見逃せませんよ。
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