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介護専門職のための利用者本位の介護技術

綿祐二 著

ISBN978-4-901964-04-3
A5判 200ページ
本体価格2000円(税別)

介護専門職書のための利用者本位の介護技術
心地良さを増す50のヒント

全国のセミナーで大人気の
綿先生による「21世紀型の介護技術」が本になりました!
いつもより良い介護を目指している人でさえ、なかなか気づかないことがあります。教科書どおりに清拭をし、オムツを替え、食事介助をしていては生まれない、利用者の心地良さへの工夫です。介護を学んだ者は皆、服を着せるときの順番は知っています。けれども、どう着せたらより心地良いか、教科書やマニュアルには書いてありません。契約社会となるこれからの介護に必要なのは、そういう配慮であり、配慮を実現する技術です。

■ 著者紹介

綿祐二 わたゆうじ
1964年愛知県生まれ。文京学院大学人間学部人間福祉学科助教授。厚生労働省国家試験委員、福祉レクリエーションワーカー認定講師、東京都中部精神福祉保健センター老人問題研修講師。NPO法人福祉なんでも相談室 Cotton Plants 理事長。(平成16年10月)


綿氏は社会福祉を教えながら、自ら運営する施設で実際の介護にも携わっています。両親兄弟とも障害者の家庭に育ち、教育と現場での経験を活かした「綿語録」は、全国のセミナーで大好評を博しています。本当の福祉的考え方と、現場ですぐに役立つ数々のテクニックの2本立てで、利用者本位の介護の仕方をわかりやすく伝授しています。


■ 編集ノート

人気者の綿先生をつかまえるのに、なにしろ苦労しました。発行もずいぶん延びてしまいました。あちこちのセミナー会場にお邪魔したのですが、「本、いつできるんですか?」といつも尋ねられて、心苦しかった。
(^^;


ちょっと立ち読み・・・
福祉の考え方と現場で役立つ介護技術を、本文の中からご紹介します。

目次はこちら

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■ 立ち読み(詳しくは本書を見て下さいね)
■ 契約社会での法律に耐える援助

「利用者が嫌と思ったら、暴行罪!」
人は、「第三者に勝手に触れられない権利」を持っています。利用者がその権利を放棄して初めて、オムツ交換ができるのです。「Aさん、オムツ交換しますよ」では、Aさんに権利を放棄してもらったことにはなりません。「オムツ交換していいですか?」と疑問形で入ること。これが大切です。

でも、認知症の方や重度心身障害の子どもは、いいとも嫌とも返事をしてくれません。そういうときは、どうするればいいのでしょう?


■ 福祉のタブー

運営しているNPOで一番多い相談が
セックスに関わる援助です。
男性が筋ジストロフィー、女性が下肢麻痺のカップルから、「子どもがほしいので性交渉の援助をしてほしい」と頼まれました。果たしてセックスの介助は援助になるのか、悩みました。

しばらく悩んで、専門家の意見も聞いた後、援助の原則に戻ることにしました。我々援助者は、神様ではない。ですから、お願いしますと言われたことに対して、ただ誠実に応えていくことだけが援助なのです。セックスの介助が倫理に反するかどうか、審判する立場ではないということです。


■  着脱の介助
自分が服を着るとき、首と袖を通すだけで服がずれていると、不快に感じませんか?

どの部分が整えば利用者が「心地良く着れた」と感じるでしょうか? 何をもって「着終わった」と感じるか、ということです。

着衣の際の最後のポイントは、「肩が入っているかいないか」です。


■ 食事の介助
よく、「利用者さんがくちをあけてくれないんですよ」という援助者がいます。そのほとんどが、利用者が食事を認知できていないケースです。

認知してもらえれば、口は自然に開きます。そのためには、食べ物の位置、運ぶ角度、タイミングなど、いくつかのポイントがあります。




■ 目次
  第1章 理論と実践の融合
1. 「現場」と「理論(教育の場)」のギャップ
2. 言葉の意味
  (1)「福祉」とは何か
  (2)ウェルビーイング
  (3)レクリエーション
  (4)福祉レクリエーション
3.  海外と日本における、福祉現場の違い
  第2章 福祉の心を理解する
1.  人を援助すること
2.  法的に耐える援助
3.  あ・うんの呼吸
4.  チャレンジ精神
5.  環境整備型福祉
6.  障害を理解する
7.  不自由さを理解する
8.  それでは「ケア」とは?
9.  アセスメントの重要性
  第3章 援助のテクニック 1
       コミュニケーション編
1. アイコンタクト
2. 表情と動作
3. 声かけと距離
4. 触れるということ
5. 器官言語
6. サインとジェスチャー
  第4章 援助のテクニック 2
        ADLの介助編
1. 着脱の介助
2. 食事の介助
3. 入浴の介助
4. 排泄の介助
5. その他の介助
  第5章 援助のテクニック 3
        その他の大切なこと編
 
1. アクティビティーはプロセスが大切
2. リアリティーのあるアクティビティー
3. 審判なきアクティビティー
4. 空間認知と動作
5. 目の不自由な人の援助
6. 耳の不自由な人の援助
7. フォーマル&インフォーマルサービス
8. 重要なる他者
9. スリーロックシステム
 
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